勝手に「理想のリュック」プロジェクト開始を記念して、スーパーコンシューマーさんのバッグを振り返る その4
今回で第四回目になりましたこの企画。
前回である程度終わりが見えてきたということもあり、今まで書いてきた記事を見返して来ましたが、全体的になんとも言えない仕上がりで、
「これを見るんだったら、最初からスーパーコンシューマーさんのサイトを見た方が早いのでは…?」
という身も蓋もないことを考えたりもしていましたが、読んでくださる方がいると信じてやっていきます。
このシリーズのきっかけとなった「理想のリュック」プロジェクトは未だに全容が見えませんが、少しでも興味を持つ助けになればと思います。
それでは今回も行ってみましょう。今回はあの「バッグ」の改良型と前回のような「スーパークラシックのバッグ」のご紹介です。
その5 ひらくPCバッグZ
前々回ご紹介した「ひらくPCバッグ」。
発売された時から大人気で、多くの方々が購入しました。「ひらくPCバッグ」と「ブロガーズトート」は合同でイベントが開かれ、多くの方々が集まる大盛況でした。
(スーパーコンシューマーさんに掲載されている、当時のイベントの様子)
そのため、「ひらくPCバッグ」を手に取った方々からは様々な意見が出ました。
・取っ手が欲しい
・地面につけた時に汚れないように、底に足が欲しい
・ずっと使っていると頂点が歪む
・パンチングポケットは穴が開いているので使いづらい
・肩掛けの紐の素材を変えて欲しい
その中でスーパーコンシューマーさんにて取り上げられていたのは主にこちらの5点。
これらに加えてコストを下げるために素材を変えるかもしれないという点が出されました。
そしてこの変更点をその通りに変えたり、あるいは妥協したりをして、最終的に出来上がったものが「ひらくPCバッグZ」なのです!
(画像はいつものように「スーパークラシック」さんから引用しております)
さて具体的にどこが改良されたかの説明に移りましょう。
ひらくPCバッグ旧型と新型、どこが変わった?
その1 横幅が25mm短くなった
旧型のひらくPCバッグから横幅が25mm短くなっています。
25mmというとあまり違いが分からないだろうとお思いの方、その通りです(笑)。
実際に旧型と新型を横に並べてみても、どこがどう変わっているかは分かりませんが、それでも若干とはいえコンパクトになったのはいいことだと捉えましょう。
その2 ファスナーの位置と形が変わった
ファスナーの位置が旧型から変わっています。
旧型では画像にあるようにファスナーが頂点になく、頂点から少しズレた箇所に配置されているのが分かります。このせいで頂点が蓋のようになっており、PCの出し入れが不便になっていました。
新型ではファスナーがほぼ頂点に配置されているので、PCの出し入れがとてもスムーズに行なえます。
またファスナーの形状も変わっています。
旧型ではファスナーの形状が余り丸くなっておらず、若干引っかかる感覚がありました。しかし新型のファスナーは形状が丸くなり、開け閉めが非常に楽になりました。
また以前まであった蓋のような見た目でも無くなり、上部が歪んだりしなくなりました。
↓ファスナーがより内側に位置して丸くなっているのが分かります。
その3 底面の素材がターポリンに変わった
底面に付く汚れを防ぐために足を付けるという案もありましたが、ただ足を付けるだけでは「バッグを足元に置いて下さい」というメッセージになってしまいます。
いしたにまさきさんもおっしゃっていましたが、このバッグはあくまで机の上に置いて使いたいという主張があるということで、底面に足ではなく、付いた汚れが拭き取りやすいターポリンを付けることにしたのです。
その4 肩紐の素材が変わった
以前までの肩紐は分かりやすく言うと「柔道の帯」の様な素材が使われていましたが、よりカジュアルに見える柔らかい素材に変わっています。
その5 中のレイアウトが変わっている
旧型とは中のレイアウトも変わっています。
変更点をリストアップしましょう。
・ポケットがペン入れを合わせて3つだったものが、2つに減った。
・ペン入れがサイドに移動。
・モバイルバッテリーなどを収納できるスペースが追加。
・PCを入れるポケットが立体的になり、より物が入るようになった。
・PCを固定するための抑えがなくなった。
・メッシュポケットの高さが上がった。
・「SUPER CONSUMER」の織りネームが追加された。
・内部からパンチングレザーのポケットにケーブルを出せるようになった(ブラウン限定)。
この様に更に快適に使えるように内部も大きく改良されています。
細かい改良に見えつつ、より多くの人の要望に応えた形となった新しいひらくPCバッグこと、「ひらくPCバッグZ」。
カラーも追加され、ブラック、オリーブグレー、ブラウンの3色展開となっています。
その5.5 たためる打ち合わせバッグ for CamiApp S
前回の「iPadがつくバッグ」でご紹介したように、最初から「スーパークラシック」にて発売されるバッグというものがあります。この「たためる打ち合わせバッグ for CamiApp S(以下、たためる打ち合わせバッグ)」もその内の一つです。
「たためる打ち合わせバッグ」をご紹介する前に、まず「CamiApp S」とは何なのかについてご紹介します。
「CamiApp S」とは、コクヨさんから発売されているデジタルノート<CamiApp S (キャミアップ エス)>は、普段と同じように紙のノートに書く要領でワンチェックするだけでデータ化できるノートです。データ化したノートは、スマートフォン・タブレット専用アプリ「CamiApp」で取得が可能で、いつでもどこでも見たいときにノートを確認することができます。
また、事前の設定で、データ化と同時に自動でフォルダ分けやクラウドサービスへのアップロードも可能となっています。
<<コクヨ デジタルノート CamiApp S ノートタイプ iOS版 替芯付タイプ NST-CAS-N5-AM>>
と、この様に非常に便利な「CamiApp S」ですが、ビジネスにおいて会議室などに社内移動するときにはこれに加えてPCやマウスに手帳、ペンなどをいっぺんに上に載せて運ぶので、とても大変です。
「社内の移動が楽になるバッグが、あればいいんじゃない」
という会話から生まれたというこのバッグには、メインポケットに「CamiApp S」、背面ポケットにはA4サイズのファイルやノートPCが入り、前面ポケットにはペットボトル、CamiApp S専用ペンにマウスやモバイルwifiルーターなどが入ります。
一つのバッグに会議に必要なものが全て入るので、オフィスの移動がとても楽になります。
外出する際にはバッグインバッグとして使用することもでき、 また中に何も入っていない時には、ホックを閉めて折りたたむことで、とてもコンパクトになります。
社内で大活躍間違いなしの「たためる打ち合わせバッグ for CamiApp S」、カラーはグレー1色展開になっています。
今回のまとめ、そして…
さて今回も2つのバッグをご紹介してまいりました。
残すところはついにあのバッグだけとなり、このシリーズも終わりが見えてきました。
そしてシリーズのトリを務めるあのバッグを私もいよいよ購入いたしました。
細かいことはまた次回にしますが、次回は最終回(?)ということであのバッグ一本でやっていきます。
もしかするとこのブログ始まって以来の、いわゆるレビュー記事という形になるかもしれないので、楽しみにしてくださっている方々のために頑張ります!
それでは!